CTCの製造ラインでは、CTCの名前の由来となった工程、Crush(押しつぶす)、Tear(ひきさく)、Curl(丸めて粒にする)の作業が、ゆっくり進むラインと共に流れ作業で行われます(写真
下の上)。
さらに、茶葉がより発酵しやすい形状に加工されていますので、ラインの流れと共に発酵も進んでいき、CTCラインの最後のほうでは、茶葉がだいぶ茶色味がかります(写真
下の下)。
オーソドックス製法では、萎凋時間が長く、夜中からローリング作業に入る茶工場が多く、工場の従業員にとってはなかなかの負担でした。このCTC製法では、昼間のうちに紅茶に仕上がる茶工場もございまして、その点においても生産性が高いです。 |
|