茶の木

学名:Camellia sinensis ツバキ科ツバキ族
紅茶も緑茶も烏龍茶も、同じ茶の木から作られます。
茶の木の原産地と種類
茶の木は、インドのアソム地方原産の「アッサム種」と、日本や中国で栽培されている「中国種」に、大別されます。インドやスリランカでは、アッサム種の栽培が増えました。インドのダージリンなどでは中国種も栽培されたり、また、現在では交配種も多くあるので、この産地はこの種が栽培されていると、特定はできません。

 日本では、1191年に僧の栄西が宋から茶の木を持ってきたのが、栽培の始まりです。
 茶の木の葉は、紅茶、緑茶、烏龍茶に加工されたり、種からは椿油(カメリヤ油)を絞るのにも使用されます。

 「クローナル」とは、挿し木で増やした茶の木のことです。一般に、アッサム種は中国種より葉も大きく、渋み成分も強いと言われています。

茶葉の収穫時期
クオリティーシーズン
茶葉のサイズ

 茶葉を収穫するサイクル、要するに、茶葉が収穫可能になる大きさに成長する期間は、土壌、気温、降水量、日照、などの条件により大きく異なります。日本の静岡では、収穫が5月から始まり、一番茶、二番茶、三番茶と、言われるように、年に3回程度収穫します。後者になるほど、成分が強くなります。スリランカ のルフナ地方では、一年中熱く、降水量も多い熱帯雨林性気候で、また、土壌も肥えてますので1週間ほどで茶葉が収穫できるサイズに成長します。さらに、ルフナ地方で栽培されている茶は1枚の葉っぱのサイズも大きく、日本で栽培されてる茶葉の3~5倍位のサイズです。したがって、単位面積あたりの年間収穫量においては、群を抜いてすぐれています。インドのダージリンや、スリランカのヌワラエリヤなどの高地では、クオリティーシーズンと言われている季節風が吹き乾燥する乾季に、茶の木にとってはストレスのかかる時期に収穫の最盛期を迎えます。この時期に収穫された茶葉を紅茶に加工すると、香り(アロマ)のすぐれた紅茶ができあがります。
茶摘み方法、一芯二葉

 スリランカやインドにおいて、オーソドックス製法(伝統製法)で茶葉を紅茶に加工している高級茶用の茶工場や茶園では、茶葉の収穫を手摘みでおこなっています。

 茶摘みをする際に、茶の木の枝の一番先端の芯芽とそのすぐ下の二枚半、『一芯二葉』と言われている部分だけを機械を使わずに丁寧に手摘みします。

 この一芯二葉の手摘みも、スリランカやインドの紅茶が美味しい理由の一つです。
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